

100%実体験通りです。
まあ・・・窓口のおねえちゃんの態度に傷つきすぎてたんで、印紙売り場のオバチャンには
必要以上の苛立ちを感じてしまったことは否めない。
通常時なら、面倒だとは思いながらもふつうに「いいです、買います」って
言えてたんだろうけど。
しかし三十にもなって、こんなに打たれ弱くてはいかんな・・・。
これでも一通りの社会人経験はあるのですが。一年だけだけど外回りメインの営業やってたこともあるのに。
経験値と心の強さは別なんでしょーか。
思春期の中学生並みに些細なことでイライラする自分がヤダ。魂のステージを上げたい。
そんで、もうこれは漫画でも読まなきゃ立ち直れない・・・と思った駄目人間は
本屋に寄って「
森薫拾遺集」と、BLのアンソロジー本「
泣けるBL」を買って帰りました・・・。
結論から言うと両方かなり当たりで、読みだした瞬間立ち直りました(笑)

こっから感想&ネタバレ。 腐は苦手の方、またはこれから読もうと思ってる方は読み飛ばしてくださいー
どっちも前から買おうか迷ってた本。
森薫は「乙嫁語り」を持ってるのですが、この本はそれ以前の「エマ」「シャーリー」関連の番外編、カットやサイン会で配布されたペーパーなど過去の小品を集めた再録本みたいなものなので、正直微妙かも、と思ってたんです。
が、やはり森薫ならではのマイブームに対するネッチョリとした愛がつまってて(笑)知らないネタでもじゅうぶん楽しめました。コルセットの歴史とか、暖炉についての漫画とか。風俗史に興味ある人なら絶対好きだと思う。
で、「泣けるBL」の方
。
別に泣けはしません。が、
可哀想萌えの好きな人には大変おすすめだと思います。
これも正直、ヤマシタトモコの漫画にしか期待してなかった。
というか自分で「泣ける」って言ってるタイトルが気に入らんかったし(笑)
「本当にあった泣ける話」とかで泣いたためしが無いもんでね。
それにアンソロジー本って、メインの作家以外、下手な新人ばっかりだったりするので、絶対期待外れになると思ってた。癒しを求めてなければたぶん買いませんでしたf(^_^;)
でも全作品かなり萌えました!よかった!

受がとにかく薄幸で可哀想な人が多かったんで、私にとっては大好物ばかりです(笑)
ヤマシタトモコはいつも通りのクオリティだったし(というかあの人の漫画もどっちかといえばかわいそうな受が多い)
小説の木原音瀬は「BL界の極北」という帯がつくだけあって(笑)うん、まあ極北的な攻でした。攻はハーレクインみたいな王子でヒーローじゃなきゃ嫌、という乙女には絶対に生理的に受け付けない攻でした。
だって・・・
攻が臭いんだよ?
攻がパチンコ中毒のホームレス(しばらく風呂入ってない)ってそんなのありか?と思ったし、正直、読み始めて最初らへんは引いた。しかしそこで引いたままにしておかないのがあの作家さんの恐ろしいところだ・・・。最後まで読むとちゃんと攻のこともかわいそうに思えてくるのがすごすぎる。
でも読んで一番身悶えたのは、モモ花「選ばれる夜」という漫画ですかね。
これ作家さんも知らなかったし、特別好きな絵柄でもなかったのですが、テーマがお約束だけど
大好物の記憶喪失モノで、しかも
事故にあった恋人が自分のことだけ忘れてしまうってんだからもう受が可哀想でないはずがない。
覚えてないんだったら、男同士の恋愛なんてリスキーな関係、なかったことにした方が相手のためになるのかも・・・と思い苦しみながら身を引く受が激しく萌でした。
ストーリー自体はコッテコテのベッタベタのありがち記憶喪失話なんですけど、分かってても好きなんですよね〜。
なんならハッピーエンドじゃなくてもいいくらいです。主人公が死ぬとか

受でも攻でもいいんですけど、主要登場人物が苦しみまくる話が好きです、ドMなので。
てか、そもそもBLが好きになったのって、同性の恋愛というスタートラインから苦しい恋というのがツボだったからなんですよ。
なのにBLというジャンルがメジャーになってくるにつれ、なんか普通〜に学園ラブコメで、周りの友達がみんな応援してくれたりするような漫画が増えやがって。応援禁止!醍醐味が減る!
もっと「
風と木の詩」とか「日出づる処の天子」の時代のネットリした背徳感を守っていただきたい!
・・・なんか話が脱線しましたが、まあそんな感じで面白かったです。
かわいそう好きな方にはぜひお勧めいたします。税込980円也。
(蛇足)
中学生の頃見ていた「
ロミオの青い空」というアニメに出てくる、薄幸の美少年アルフレドが大好きでした。
元、貴族の坊ちゃんなのに親が財産目当てで叔父に殺されて財産を奪われて、妹と二人で復讐を誓って、煙突掃除しながら働いて機会をうかがうんだけど、やっと叔父の悪事をばらすことができた直後に結核で死んじまうという・・・。

今思うと私のかわいそう萌のルーツはあそこだ(笑)